#1
|
|||
|
|||
Sasebo.info
佐世保市
軍港のイメージを払拭し、観光色を強める佐世保港。 いまでこそ、長崎市に次ぐ県下第2の都市と言われる佐世保市も、江戸時代には、平戸藩に属する戸数800余りのひなびた村にすぎませんでした。 1886年に海軍の鎮守府が開設されたことで、人口も一挙に増え、急速に発展していきます。鉄道も敷かれ、1902年には村から一気に市に移行するほどになりました。 第2次大戦中は、軍港としてますます栄え、人口30万人を数える大都市になりました。終戦直後には海外引揚船の基地となり、たくさんの引揚者が、この地に故国の第一歩を踏みしめたといいます。 現在も、米軍や自衛隊の基地が存在し、軍港のイメージは消えていません。しかし、もともと西海国立公園の九十九島(くじゅうくしま)を始め、弓張岳、烏帽子岳(えぼしだけ)など景勝地が多く、これに西海橋や、最近ではハウステンボスが加わるなど、観光都市としての色彩を強めています。 |